Can I have this dance?

ハイスクールミュージカルに
超はまっています。
3作を一度ずつ見るだけでは飽き足らず
何度も繰り返し見ています。


話の内容は、超単純。
バスケ部のスターと、天才少女の
高校生活の中でのラブストーリー。


悩みも苦しみも
全部高校生の実寸大なので
得るものがあるような映画ではありません。
じゃあ、どうして面白いのか。


まず第一に、単純さがよいです。
ミュージカルってのは、その性質上
登場人物の心情が単純で
かつ、変化しなければなりません。
歌は、確認の歌であり
決断の歌だからです。


次に、男優女優が魅力的です。
役割が明確で、その役を真摯に演じているから
技術よりも天性の部分で
勝負できているんだと思います。


よき友人の演技をするには
よき友人になればいい。
恋人の演技をするには
目の前の人間を、愛すればいい。


(ザックとヴァネッサは
恋人同士らしいですね!)


そういう瞬間瞬間を
切り取り、繋ぐことができるのは
実写映画のよさであり
非常に羨ましさを感じる部分です。


北米では、幼い子供たちに
大人気みたいです。
キャラクターや物語が
極度にアイコン化されていても
表情や仕草といった人間性
そして音楽は本物です。


大袈裟かもしれませんが
世界中の人を幸せにする物語っていうのは
こういうののことを言うのかもしれません。

              • -

sshimoda