ワルツという名の16ビート
ゲームを作るという行為を通じて
僕はいくつもの真理を実証している。
それについて話すこと(ゲームとしてではなく真理として)に意味はないのだが
見つけたものを伝えたいという欲はある。
(思考に関する発見が多い)
(僕がやたらアンドロイドと言いだしたのも、仕事から色濃い影響を受けてのことだ)
ではそれを書いてみたらどうだろうかと
極めてストイックに、文字と向き合うことに決めたわけだが
如何せん限られた時間
忙しい日は思考の片隅で空想すらできず
そして困ったことに、仕事は仕事で面白い。
するとたくさんの「勢い」が零れ落ちていく。
だったらクラブで踊らずに書けばいいじゃないかと思ったりもするが
なんというか、そこまで大切じゃない。
そして、そうあるべきだと思っている。
人生をかける、夢を注ぎ込むってのは
小説の持つ性質と、あまりにかけ離れていておかしい。
(作品というのはすべからく、受け手を想定して作られた妄想の産物だ)
君に話して聞かせるように
僕は書きたい、それだけなのに
それが、うまくいかない。
(優雅に踊る少女は、脳内でビートを刻む)