sweetest day of may
あの曲をあの場所で同時に体感した1000人が
東京中に散っているかと思うと
街を歩くのが楽しくなります。
最近気になっている事件がありまして
だいぶ昔の話ではありますが
ファイル共有ソフトによるプライベート写真の流出です。
これは不幸な事故です。
写真を撮った人にも、撮られた人にも悪意はないし
もちろんウィルスを作った人ってのはいるわけですが
きっとその人が作らなくても
そんなもん、誰かによって作られていたでしょう。
恐ろしいなぁと思うのは
誰か一人の悪意が、不幸を引き起こしたのではなく
(それはトリガーに過ぎず)
非常に多くの人の、小さな好奇心
小さな悪意、小さな見放し
そういうのが積もり積もって、不幸を形作っていることです。
ネットワーク上の世界だって
二人だけの小さな世界だって
全ては地続きで、互いに影響し合ってるという恐さ。
普段は小さな±を、無数にやり取りすることで生きている僕らですが
ほんの少しのきっかけで、どこか一カ所に
負の力が流れ込んでしまうのです。
直接関わっていなくたってそれは
私たちの生み出した、負の力が
めぐりめぐって引き起こした事件かもしれません。