贋作・罪と罰

今回は、客席の中央にある舞台に
同心円上、対面式で繰り広げられる『場』を複数散りばめ
中心に置かれた、もうひとつの『場』と共に
時間軸を同じくしたドラマを重ね合わせる手法が
新しく、印象的でした。


場所を飛び越える演出はないんだけど
物理的に同じ場所でやっているから
もしも今この複数の『場』がつながっていたら
という仮定が『演出として』ちりばめられてるのが
素敵でした。
その演出が脚本に介入してこないから
わかりやすさは維持されてたし。
さすがです。