そして、世界の消失へ。

三次元の世界も、瞬間を切り取ったら
常に2Dが浮かび上がってくる。
2Dの世界には、消失点が存在する。
1メートルが、遠くに行くほど
50センチになり、25センチになり
0.5センチになり、0.03ミクロンになり
やがて消えてしまう。
消失、してしまう。


遠くの世界は常にない。
宇宙は、見えるところまでしかない(松尾スズキ)。
想像することしかできない、私たちは
想像しよう。
未だ見たことのない世界のことを
限られた情報の中で
想像、しよう。