2006-01-19から1日間の記事一覧

長嶋有

この作家はほとんど天才なんじゃないかと三冊目の本を読んで思った。文体そのものが、浸っていたいくらいに美しく、組みあわせの発見にあふれている(そして話はほとんどが地味である)。まるで決して可愛くはないけれど話すと面白い女の子のような(と、長…