長野に帰ってきました。

やまだないとの「ガールフライデー」って本に
こんなような文章が出てきます。



どこまでも行けると思っていたけれど
どこへもいけなかった。
今はただこの幸せが
永遠に続いてくれることを願う。



うろおぼえなのですが、大意はあってるはず。
つい最近、この本を読んで、この文章にひどく共感して
さてこの気持ちをどうしようと、迷って、迷って
ようやくここに書いとこうと決断したのが今日。
実家の長野に帰ってきちゃったから、本を読み返すことはできませんが。


共感したのも事実だけど、それ以外にも「大切な事実」がある。
翼がもがれたわけじゃなく
そこにないんだと自ら錯覚しているだけ

ということだ。
それでいいと思っていることだ。




飛ぶことが美しいなんて、誰かが決めたわけじゃない。
世の中のルールでもない。
上昇志向は気持ちがいいけれど
時に痛々しい現実から目を逸らしてはいない?


なんだって思い込めばクリエイティブだし
思い続ければプライドです。
それを外からとやかく言う権利なんて誰にもないはず。
高いことと遠いこと、どちらがすごいかって価値基準は人それぞれにある。


僕に人のクリエイティブのことを否定する権利はない。
人のプライドをばかばかしいと思っても
ばかばかしいと言う権利はない。


そして、翼を使わない僕を、笑うことができる人など
誰一人として存在しない。




だから、翼をあきらめたわけじゃない。
これは地面に足跡を残すという決断だ。




さて仕事が一段落して
お休みになって実家の長野に帰ってきました。
誰か遊んでー。