砂漠に雪を降らせてみせよう

もう俺はこんな毎日は真っ平なわけですよ。
もうずっと昔からわかってましたよ。
なんか間違ってる間違ってると思いながら
ここまできちゃったわけですよ。


大体意味がわかんないですよ。
何でみんな本気にならないんですか。
本気でいろいろやってやろうって思わないんですか。
野心がないんですか。
野心を踏み潰そうとするんですか。
想定範囲内でないと気がすまないわけですか。


でも、それももう終わりですよ。
そんな毎日、ここで終わりなわけですよ。
俺は世界を変える男なんですよ。
もしくは、考えかた如何によって
世界を変える可能性を持った男なわけですよ。
可能性はみんな持ってるかもしれないけれど
それに気づいてしまったわけですよ。


だから、俺は本気になるわけですよ。
何事にも本気になって立ち向かってゆくわけですよ。
たとえくだらないと思われようと関係ないですよ。
子供だと思われようと知ったこっちゃないですよ。
他人の目線なんか気にする必要はないですよ。
怯む必要はないわけですよ。


俺は人生を楽しみますよ。
やりたいことをやれるだけやりますよ。
俺は燃えているわけですよ。
俺に関わったからには、ただじゃ終わらないわけですよ。


周りのやつの人生を楽しくしてみせますよ。
迷惑を考えずに巻き込むことをよしとすることにしましたよ。
常に最短距離を突き進むことにしましたよ。
俺にしかできないことをするために、俺はいるんですよ。



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と、なんかどうにも扱いづらい人間を
俺の中に飼うことにした。
とある本を読んで(それも文学的な本というわけじゃないけれど)
幾分感化されていたら、こんなやつが住み着いてしまった。
それが、心地よかったのだ。


だから、俺は、突き進む。
誰にも文句は言わせない。