東京ロンダルキア

気づけば、ここはロンダルキアだった。
もはや先の見えた未来しか
この先残されていなかったとしても
一面の白は私を満たしてくれるはずで。


始まりと終わりがよければ、全ていい。
時間の流れなど、人間には認識しきれないのだから
気遣うべき場所は意外に少ない。


と信じきってみることに決めた。
人生が単純で簡潔な物語に変わる。