生き方は、とうの昔に決めた。

そして、納得のいかない生き方が増えた。
自分を後から肯定化するのがうまくなった。
過去を見つめる冷静さなどなく
希望を未来と勘違いしたまま
がむしゃらでいられた自分が懐かしい。


そもそも昔の僕だったなら
こんなことを書いたりなどせず
誰かに話していたのではないか。


現実の世界で身動きが取れなくなったからこそ
作られた世界に身を委ねているのか。
魔法を、飛空艇を
作られた物語を、紡いでいるのだろうか。