世界で一番不幸で幸せな私
という、映画を見ました。
とてもいい映画でした…
が、ラストがダメです。
おしい、というよりも、あのせいで映画全てがダメになってしまってます。
子供の頃、お互いが言ったことを
必ず実行しなければいけないという「ゲーム」をはじめ
大人になってもそれを続けている、男と女。
「ゲーム」は段々とエスカレートしていって
最後には二人、コンクリート詰めになりながらキスを交わす、という
まあ、大まかに言えば、そんな映画です。
このストーリーのキモは、「ゲーム」がエスカレートしていく様を
感情のジャンプなしに
シームレスに見せていけるか、というところにあります。
僕も、最後の最後で、コンクリート詰めになるまでは
「ゲーム」がエスカレートしていくのを、自然に楽しめました。
でも、最後の最後で繋がっていないんです。
あーあ、もったいない。
僕が心の底から好き、と言える映画が
また一本増えるかもって予感を抱きながら見てたのに。